『動画付き』外科手術でのハサミ(剪刀:せんとう)の使い方

外科

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ハサミ(剪刀)の種類

外科で使用する剪刀には主に、Cooper(クーパー)、Mayo(メイヨー)、Metzenbaum(メッツェンバウム)があります。

そして、それぞれをベースとして、先端が彎曲したものや直線的なもの、中には直角に曲がったものなどがあります。

クーパーは、刃が厚く、先端が丸くなっています。

メイヨーは、刃が厚く、先端がやや尖っています。

どちらも硬い組織や糸などを切るのに使用します。

メッツェンバウムは刃が薄く、先端が細く長くなっています。繊細な組織などを切るのに使用します。

左から、メッツェンバウム、メイヨー、クーパー

ハサミの持ち方

通常の工作などで使用するハサミの持ち方とは少し違います。

通常は、親指と人差し指をハサミの穴の部分に入れて使用します。

外科手術では、人差し指は穴には入れません。代わりに、

人差し指の先端でハサミの支点を支えます。

こうすることで、穴の部分を握っても、ハサミの先端位置がブレにくくなり、誤った部分を切ることを避けることができます。

また、彎曲があるハサミの場合は、曲がっている側が手掌側を向くように持ちます。

ハサミでの糸の切り方

まず、基本的に右手でハサミを使用するようにします。

世間一般には左手用のハサミが少ないながらも流通していますが、手術器械の世界では特注しない限り左手用のハサミはありません。

切るべき組織にハサミの先端を近づけたら、ブレないように、右手首や左手を、安定した部分に固定します。

脇が空いたり、手首を背屈させているのもブレる原因になるので、なるべくニュートラルなポジションを保ちます。

その上で、結紮点から切断する位置までの糸の長さが確認できるように、下の刃の手前に糸が通るようにして刃の間に糸を挟んで切ります。

なるべく刃の先端に近い部分で切るようにすることも大切です。

まとめ

ハサミを使用する時は切断する刃先がブレないようにすることが最も大切です。

細かい理屈はありますが、このことを意識して使ってみてください。

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