鼠径部ヘルニアの分類が新JHS分類に更新

新JHS分類外科

日本ヘルニア学会で2006に提唱されたJHS分類が、今年2021年に更新されました。

http://jhs.mas-sys.com/pdf/New_JHS_hernia_classification.pdf

ここにきて、International guidelines for groin hernia managementにて、鼠径部ヘルニア分類として European Hernia Society のEHS 分類を推奨すると記載されたことを考慮し、新JHS分類に更新されたとのことです。

 

この文献によると、以下のようなことが書いてあります。

 

鼠径部ヘルニアの分類の目的は、

  • 術前または術中に鼠径ヘルニアの解剖学的構造と大きさを客観的に説明すること
  • 特定のサブグループの手術後の結果を比較できるようにすること

 

理想的な分類システムは、

  • 解剖学的位置に基づいている
  • 前方および後方からのどちらのアプローチにも適用可能
  • 覚えやすい

という条件がある

 

その条件に合致するのがEHS分類であるということでこれが推奨されたため、日本ヘルニア学会の分類が下図のように更新されました。

新JHS分類

新JHS分類

新JHS分類

旧分類と比較すると、直接鼠径ヘルニアの分類はシンプルになり、大腿ヘルニアの分類は細分化されました。また、再発についても記載するようになっています。

これにより、EHS分類により近い分類になりました。

 

覚えやすくてシンプルになったのは大変嬉しいところですね。

外科
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