機能的端々吻合(functional end-to-end anastomosis : FEEA)とは

外科
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端々吻合(end-to-end anastomosis)と側々吻合(side-to-side anastomosis)

機能的端々吻合について理解するためには、基本となる「端々吻合(たんたんふんごう)」と「側々吻合(そくそくふんごう)」についてまず知る必要があります。

端々吻合は、腸管の断端を吻合口する方法です。

一方、側々吻合は、腸管断端ではなく、腸管の側壁を吻合口とする方法です。

ちなみに、端々吻合と側々吻合だけでなく、端側吻合(end-to-side anastomosis)や側端吻合(side-to-end anastomosis)もあります。

口側の吻合口がEndかSideかによって1文字目が端か側になり、肛門側の吻合口がEndかSideかによって2文字目が端か側になります。

機能的端々吻合とはどういうことか

では、本題の機能的端々吻合についてです。

機能的端々吻合は、腸管の側壁が吻合口となるので、「解剖学的」には側々吻合です。

しかし、実際の吻合部はほぼ直線化されるため、消化管内視鏡などで内腔側を確認すると、あたかも端々吻合であるかのように見えます。

そのため、側々吻合のような盲端もなく、糞便の通過は端々吻合と同様になるため、糞便などの通過という「機能的」には端々吻合と同様であることから、機能的端々吻合という名称で呼ばれています。

まとめ

機能的端々吻合は、解剖学的には側々吻合。

しかし糞便などの通過という機能的には端々吻合と同等と考えられている。

そのため、側々吻合ではあるが、「機能的」という枕詞を冠して、機能的端々吻合と呼ばれる。

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